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狼狽売り?それともロスカット?

概してIPOの上場初日の値動きは激しく、ストップ高やストップ安も珍しくありません。
値がさIPOや複数枚初値買いした場合など、数分〜数十分で数十万の含み利益をあげたり含み損を抱えたりします。

数十分で数十万の含み損を抱えてしまっても、平常心を保ちながら仕事に取り組める方は、かなりデイトレーダーとしての素質が高いと思います。普通の方は、狼狽してまともな判断力を失いおそらく底値で投げ売りしてしまう思います。

これがライブドア・ショックの時も見られた「狼狽売り」です。

「狼狽売り」する最大の原因は、リスクの取りすぎです。適切なリスクの大きさは、人それぞれです。狼狽してまともな判断力を失ったら、初値買いやセカンダリー投資に限らず、絶対に株で勝つことはできません。リスクの取りすぎには、お互いくれぐれも注意しましょう。

「狼狽売り」と似ているようで、全く異なるコンセプトが、「ロスカット」です。

5%下がったら売りとか、10万以上下げたら売りとか、ルールを事前に決めてその水準に達してしまったら、自分の相場観に関係なく文句なしに損失を確定させる様な方法を「ロスカット方法」と呼びます。

こちらは、負けになった場合の犠牲を最小限に抑える撤退方法で、投資で勝つための損切りとも言えると思います。

多くの株式入門書に「ロスカット」の重要性が書いてありますが、言うのは簡単で実行するのは難しい手法です。
精神的に困難なロスカット方法で安心するよりも、まず自分が感情的に管理可能なリスクの大きさ(金額)を知り、それ以上のリスクは取らないと決めることが事も賢明でしょう。

公募割れのリスクが高いIPOは比較的当選容易ですが、リスクが大きければ見合わせた方が無難です。
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損しないIPOノウハウ

IPO投資の常套文句に、"リスク無しに儲かる"類のキャッチコピーがありますが、リスクのない投資は存在しません。 他の投資と比べて、ちょっとした努力と知識で損をするリスクを大きく減らす事が可能なのが、IPO投資のもう一つの特徴です。

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