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IPO公募価格

2001年以降のIPOのなかで、1売買単位の公募価格が高かった銘柄は2001年に集中しています。

上場 -社名              公募価格/1枚 初値上昇率
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2001 フェイス             3,400,000      -18%
2005 シンプレクス          3,300,000       52%
2001 サムコインターナショナル 3,100,000       16%
2004 シコー技研          3,000,000       67%
2004 アマナ              2,300,000     172%
2001 ダイドードリンコ      2,120,000         7%
2001 ACCESS            2,100,000       72%
2001 ハイマックス          2,000,000      -40%
2001 プロトコーポ          2,000,000      -48%
2001 有線ブロード         2,000,000      -35%

しかも、2001年は、200万を超えるような公募価格で-40%などという公募割れを何度も起こしていますから、当時の投資家の心理を相当冷やしたと思います。

このような事も背景にあるのでしょうか、2002年以降の公募価格は2001年の半額程度になり、IPO個人投資家の広がりの一因にもなっています。

10万円を割るようなIPOですと、数%の初値上昇率では手数料負けすることもありますので、このくらいが適切ではないでしょうか。

  期間      平均公募価格/1枚
2006/1-6     373,484円
2005/7-12   402,265円
2005/1-6     424,600円
2004/7-12   491,462円
2004/1-6     394,101円
2003/7-12   429,313円
2003/1-6     323,327円
2002/7-12   289,400円
2002/1-6     323,954円
2001/7-12   673,813円
2001/1-6     780,079円

2000年の代表的高額公募価格IPO
楽天              3300万
サイバーエージェント 1500万
ライブドア            600万

このころは、普通の個人投資家にとってIPOは高額すぎる投資対象でした。

投資家のすそ野が広がらない分流動性が低かったため、2002年東京証券取引所から1単元50万以下が望ましいとの指導があり、現在に至っています。
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IPOデータ分析

データはあらゆる投資判断のために有用です。IPO投資においても公募価格,初値,上場社数,市場など参考になる情報が豊富にありますので、分析して銘柄の見極めに活用しましょう。

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