投資用資金50万未満
- 消費者金融に借金がある
- クレジットカードはリボルビング払い
- (長期固定金利以外の)ローンがある
- 高金利ローンを一刻も早く返済
- クレジットカードは、一括払いのみで利用
- いざというときに必要な生活防衛用資金を除き、繰上げ返済
- 投資用資金を作るため、生活水準を調整する(保険、家賃、車、..)
消費者金融等の高金利ローンの危険性については説明不要と思いますが、リボルビング払いの金利についても同様です。クレジットカードは、一括払いのみで利用しましょう。
繰り上げ返済は、削減される金利をリターンとみれば、現在の日本ではまれにみる有利な投資と思います。
手持ちのお金がなくなるまで繰り上げ返済する人はいないと思いますが、少なすぎる手持ち資金は、事故や病気などのアクシデントで、簡単に消費者金融行きになってしまう危険があります。
高金利の借金返済の上、できれば半年分の生活費は手元に保有しておきたいです。
長期固定金利ローンはあっても,いざというときのために保持しているこの生活防衛用資金の範囲内でのIPO投資は有用だと思います。
いざというときに必要な資金は、流動性が絶対条件なため普通預金にしておくことが多いと思いますが、預金金利は雀の涙程度です。
- 99%の確率で減らさないこと
- 流動性維持(数日間で現金化できること)
- 預金金利以上のリターンが見込めること
が満たせるのであれば、将来の勉強の意味を含めて生活防衛資金で投資を経験してもいいと考えるからです。
不謹慎に聞こえたかもしれませんが、どなたでも老後は金利や配当等投資収入メインに生活していくわけですから、投資の勉強に早すぎることはないのと思います。
但し、上記の3つを満たす有利な投資は、希少な人気IPOの初値売りくらいしかないのではないでしょうか。
資金を減らさないことを最優先するため、不人気IPOの抽選参加を見送りますので,当選確率は1%よりかなり下です。前受金不要な証券会社を除き、資金が50万以下だと抽選参加できるIPO銘柄数も半減してしまいます。
運が良ければ、年に1回当選でリターンは10-30万位になるはずですが、1年間当選ゼロも当然考えられます。
資金が50万以下の場合は、IPO申込みや資金移動の手間の割に期待リターンが小さいため、将来のための投資の勉強と考えた方が良いと思います。
本業をおろそかにするくらい熱中してしまうなら、この資金額でIPO投資するのは得策ではありません。投資リターン的には"十分な元金がなければ、運用しても意味がない"と思われます。
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