IPOとは：IPO初値予想と当選講座

IPOはInitial Public Offeringの略で、それまでは創業者やベンチャーキャピタルなど関係者だけが株を保有している状況だったのを、Initial＝新規に Public＝公に Offering＝売りに出す の言葉通り、新規に株式市場に上場することです。

株式公開も同意語で、企業にとっては株式市場に上場することで市場から広く資金調達することができ、知名度も上がり社会的な信用を高めることができます。

IPOの投資家にとってのメリットは

• 歴史の浅い若い会社が多く、今後の利益成長が期待できる
• 初値(上場時の株価)が大きく上がる銘柄が多い
• 公募価格が割安な場合が多い
• 取得に際し手数料がかからない(売却時は通常と同じ手数料)

特に2005年以降初値の大幅な上昇が続いているため、個人投資家の注目を集めています。

逆に投資家にとっての注意点は

• 初値がついた後、株価が急激に大きく動くことが多い
• 規模が小さく若い企業は、妥当な株価の判断が難しい
• 上場基準が甘いため、信用度に劣る

などです。

注意点への有効な対応策は、公開直後(初値売り)〜公開日中に売却することです。

若い成長株の長期保有は魅力ですが、新規上場直後の銘柄の場合、株価が下がった時点でまた改めて買うのが安全で結果的に投資リターンを高めることも多いのです。

IPO後の業績発表などは、投資判断するのに良いタイミングです。

当サイトでは、IPO投資を公募価格で購入し公開直後に売却する投資手法(狭義)として使用しています。